都銀の内勤事務職にしてお局という、大変シビアでストレスが溜まる仕事をしている友人が居る。通勤には上等のコンサバスタイル、独身で悠々自適の生活を送っている彼女なのだが、彼女にとって「唯一のオアシスなのよお」、わたしに言わせれば「悪癖」がある。
「100円ショップ」でのお買い物だ。土、日は10時~20時迄開店。平日は11時~22時迄開店という大変巧妙な開店時間帯を組んでいる店で、生活必需品から食品類、そうして種々雑多な雑貨類と大変品物が充実した「100円ショップ」が近所にあるという。
出かけるときは必要なものをメモして出かけている。しかし目的のものを探している途中で巧妙に配置されたトラップに見事にかかっているそうだ。彼女の弱点はキッチンの便利グッズ。
「なにこれ?」と手に取り説明書を読みだしたら、アウト!
購買意欲が止まらなくなる。そういった類いのものは横にズラリと並べられていて、カニ歩きで品定めしていくようになっているらしい。そうして結局、出かける際に書いたメモでは500円程度が帰るときには3000円に化けているという。
その話を聞いて「バッカじゃないの?」と言っていたわたしの近所にかの「ダイソー」がいらっしゃった。
このダイソーが売りにしているのは文房具類だ。附箋、クリップ、ファイルなどの種類の豊富さがとても素晴らしい。文房具類に弱い自覚はあるので、出かけるときは必ず「今日は幅広の附箋と書類の大型クリップ」頭と心に刻み込むが、お得パック、色のバリエーションに簡単に敗北。当初200円程度で終わるはずがレジでは1000円札を出していた。
その話を懺悔すると勝ち誇ったように笑い「これであなたも同志ね」と囁かれた。
共通テーマ:日記・雑感 |
nice!(0) |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
編集
コメント 0